「冷えは万病のもと」と言われるほど、身体の冷えと不調は密接に関係しています。
逆に言うと身体の冷えを改善できれば、不調を改善でき、体質も変わります。
しかし、正しい方法で身体を温めなければ冷えは改善できません。
今回は正しい『温熱』の方法をご紹介します。
意外と間違えている!?温熱の知識
国民の8割は冷えがあると言われている現代において、温熱を行うことは非常に重要です。
身体が冷えていると血液・リンパ液の滞り、免疫力・代謝の低下、細胞の老化を招き
同じ腰痛、肩こり、しびれといった不調でも冷えがない人と比較すると改善しづらくなります。
ただ、今は冬になるとテレビなどでしきりに『温熱』について取り上げられるので、ご家庭で実施されている方も多いはず。
しかし、どれだけやっても一向に改善されない方も多いでしょう。
そこにはある理由があります。
一般に言われている方法は表面を温めるものばかり
基本的にテレビや雑誌等で取り上げられている『温熱』の方法は、身体の表面を温めるもの。
確かに冷えを感じるのは、手先足先といった表面の部分なので、身体の表面さえ温めていれば
冷えは改善されていきそうな気がします。
ですが、実際はそうではありません。
冷えは体の内部から起こります。
詳しく言うと
『骨の芯』と『内臓』
です。
なので、身体の冷えを根本から改善するならこの2つの冷えを取らないといけません。
冷えは『骨の芯』と『内臓』から起こる
正直、イメージは湧かないと思います。私もはじめはそうでした(笑)
実は身体は骨や内臓に冷えを溜め込むことによって体全体が冷えないように対策をしています。
これはいわゆる「隠れ冷え性」と言われる状態。
内臓や骨に冷えを溜め込めなくなると徐々に表面が冷えていきます。
なので手先足先が冷えている人というのは、かなり冷えが進行している状態。
こうなってしまったら表面だけを温めてもその場しのぎにしかなりません。
本当に冷えているのは『骨の芯』と『内臓』だから。
『骨の芯』と『内臓』を温めるには?
ここまで冷えが起こるメカニズムをご紹介しました。
冷えを改善すには『骨の芯』と『内臓』を温める。
それはわかった。では、その方法は?
結論、ご自宅で出来て最も効果のある方法は
『半身浴』
です。
「結局それかい!」
と思ったかもしれませんが、正しい方法で半身浴を出来ている人は少ないです。
正しい半身浴の方法は
- 温度は40℃
- お湯の量はおへその高さ
- 汗をかくまで入る
出来ていましたか?
時間で区切ってしまう方が多いのですが、本当はそうではありません。
「汗をかくまで入る」ことが大切です。
始めて行う場合は汗が出るまで30分~1時間かかるかもしれません。(私も始めは40分くらいかかりました)
ですが、慣れてくれば10分~15分で汗が出てくるようになります。
これを毎日行うようにしてください。間違えてもシャワーや熱々風呂で済まさないように…。
まとめと冷えチェック
いかがでしたか?
冷えは『骨の芯』と『内臓』から起こります。
それはホッカイロや湯たんぽでは解消できません。
一番の方法は『半身浴』です。
半身浴を行えば、不調も体質も改善してみるみる健康になります。
冷えにお悩みの方は毎日行ってください。
最後に冷えのチェックリスト載せますので、隠れ冷え性ではないかチェックしてみてください。
1つでも当てはまれば要注意ですよ!
- 平均体温が36.0度以下
- お風呂上りでもおなか周りが冷たい
- むくみやすい
- 胃腸が弱い
- 身体がだるく、疲れやすい
自分じゃ解決できそうにない…。
という方は当店までご連絡ください!
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